悩み
せっかくメモリ64GB(32GBx2)を積んているのに48GBしか認識されなくなった.
エピソード
2か月くらい前(2020.04)に興味本位でメモリを抜き差しして位置を変えたことがあります.
そのせいか1枚分32GBは認識されるのに, もう片方は32GBの半分16GBしか認識されなくなりました.
この頃はメモリ64GBを消費するほど重いソフトを激しく使用しているわけではなかったので. そのままにしておしておきました.
ただ今日(2020.06.28)になって,メモリ48GBとして認識されている状態を前の64GBに戻したいタスクを入れたので, 前回よりも時間かけて対処しました.
その結果, これで解決しました
・メモリはカチッと音が鳴る位置に奥まで指すこと!
・起動時にメモリの近くのランプが緑色に点灯していること!
この状態になったら, メモリが64GBとして完全認識することができました.
動作環境
モデル名 | GALLERIA VZ-X SLI |
---|---|
OS | Microsoft Windows 10 Pro 64 ビット |
CPU | Intel Core i9-9960X CPU @ 3.10GHz |
グラフィックボード(GPU) | GeForce RTX 2080Ti 11GB SLI |
マザーボード | ASUS PRIME X299-A |
メモリ(RAM) | DDR4 16GB ×4 64 GB |
電源ユニット | Seasonic SSR-1000PD |
前回, ドスパラで購入したパソコンです.
解決手順1 メモリは奥まで指した
メモリは両端の金箔が見えなくなるように奥まで指します.(自分のパソコンのマザーボードでは指しにくい.)
今回の問題ではメモリが中途半端にスロットに指していたからと, パソコンに認識されにくくなったと思います.
解決手順2 メモリを指した時にカチッと音が鳴った
2枚ともカチッと音が鳴るか確認します.
どうしてもその位置でカチッと音が鳴らなかったら,位置を変えてみてください.
好きな位置で大丈夫です.
4つのスロット全部使う場合, カチッと音がなるまで時間かけた方良いと思います.
4つのスロットに空きがある私のような場合, 両隣でもどこでも大丈夫です.
自分の場合,メモリスロットは4つあります.
今回はメモリをパソコンに認識させるためなら, メモリ1枚分開ける必要はないと思いました.
1枚はカチッと音が鳴ったのですが, もう片方は無理やりはめ込んだ感じみたいでセットはされていますが,起動時にBIOS画面で確認したら半分しか認識されていませんでした.
解決手順3 起動時に白から緑のLEDランプが点灯した
メモリのセットが完了したら, パソコン起動します.
メモリがパソコンに認識した場合
メモリの近くにあるランプ(DRAM LED)が白から緑に変わるのを確認しました.
メモリがパソコンに完全に認識されていない場合
ランプ(DRAM LED)が白からオレンジに変わるのを確認しました.
これで指しているメモリがパソコンに認識させることができました.
その他試したこと・確認したこと(特に問題ではなかった)
メモリを指す位置
メモリの位置はパソコンに認識されるのとは特に関係ありませんでした.
メモリが認識していなかった位置は,購入時と同じ赤線の部分です.
私が今回, カチッと音が鳴った位置は右側でした.
メモリを隣同士に配置するとお互いの熱による干渉が気になっていたのですが, このまま気にしないようにしました.
メモリやメモリスロットが変形していないか
メモリが物理的に変形していることは大きな問題です.
2枚確認しましたが, どちらも大きな変形や剥離などは見られません.
メモリをよく見たら,両端がくぼんでいますがそれはそういう規格に沿っていたからでした.
メモリを指すときの方向,裏表
メモリを見るとぱっと見どちらも同じ基盤に見えます.
そこで(シールが貼ってない)裏側にしたら差し込めるかなと思いましたが, 出来ませんでした.
裏にしたら表よりも入りにくい感じがしたのがあったので, 無理な気がしました.
電源ケーブルを指す場所
メモリがパソコンに認識していなかったころはPC電源ケーブルを電源タップに指していました.
以前メモリが認識していた頃は電源ケーブルをコンセント指していたので試しました.
BIOS画面で確認したところは, 私が考えていた電源供給不足の問題ではなかったです.
壊れていなくて一安心
認識されずに色々試していたころ「半年経ってももう壊れたのか?」と疑いはあったのですが,その後にはカチッとハマらなかったメモリを別の位置にはめ込んだところ、カチッと鳴ったので, これでいけるかもと思って起動したら, メモリがちゃんと認識されて良かった.
特に動画をAfter Effectでエンコードさせるときに50GB近く消費することもあるので, これからのクリエイティブな活動のために長生きしてほしいところです.
パソコンのハードウェアは, そう簡単に壊れるものではありません.
(もう壊れてしまったのかと, まだ諦めないほしい)
この問題が誰かのお役に立てれば幸いです.