【ロリポップ！爆速宣言】新サーバー環境へアップデートしてみた結果

久しぶりに私が契約しているロリポップ！のホームページに訪れていたら、「ロリポップ！爆速宣言」というキャンペーンが2020.08.05からやっていることを知りました。

要約すると

すべてのお客様、すべてのプランが対象
ロリポップの環境が大きく進化。
・全プランSSD
・新ハードウェア
・大幅スペックUP

何だこのオンラインゲームの大型アップデートのような情報は。

全員対象、私が契約しているライトプランも含まれているので、普通にこれは嬉しい。

新サーバー環境へのアップデートの興味がわいた私はアップデートの注意点やアップデートを体験した記事を調べたりして、準備しました。（いずれアップデートしなくてはならないかも）

そして、今朝(2020.08.27)、アップデートしたところ、問題なく無事に終わりました。

今回は、ロリポップ！爆速宣言の従来のプランとの比較、アップデートによる仕様変更、新サーバー環境へアップデートする方法、アップデートした結果をお伝えします。

爆速宣言従来のプランとの比較

従来(2020.06)のプランとの比較します。

アップデートで変更した内容(2020.08.05)は赤い太字で示します。

プラン	エコノミープラン	ライトプラン	スタンダードプラン	ハイスピードプラン	エンタープライズ
月額	100円	250円〜	月500円〜	500円〜	2,000円〜
容量	10GB→20GB	50GB→100GB	120GB→150GB	200GB→250GB	400GB→1TB
WordPress	不可	利用可能	高速	最高速	最高速
Webサーバー	Apache	Apache	Apache	LiteSpeed	LiteSpeed
ストレージ	HDD→SSD	HDD→SSD	HDD→SSD	SSD	SSD
転送量	50GB/日	100GB/日	150GB/日	200GB/日	100GB→400GB/日
電話サポート	なし	なし	あり	あり	あり
独自ドメイン	20個→50個	50GB→100GB	200	無制限	無制限
サブドメイン	10個	300個	500個	500個	500個→無制限
モジュール版PHP	–	利用可能	利用可能	–	–
MySQL（DB数）	–	1	50	70個→無制限	100個→無制限

参考: ご利用料金 – ロリポップ！

ご覧の通り、大幅アップデートですね。現在ロリポップ！のプランを契約している方は無料でアップデートすることができます。

爆速宣言アップデートによる仕様変更

アップデートの注意点として、以下の仕様変更があります。
アップデート後は、元に戻すことができません。

・EC-CUBE簡単インストールが利用できなくなります。
・現在の共有SSLのアドレスは利用できなくなり、ロリポップ！ドメインがSSL化されます。
・PHP7.3および7.4のみ利用できるようになり、PHP7.1は利用できなくなります。
・Perlのバージョンが5.30へ変わります。また「/usr/bin/perl」のパスが利用できなくなります。
・Rubyのバージョンが2.6へ変わります。Ruby1.9および2.0は利用できなくなります。
・Pythonのバージョンが3.7へ変わります。Python2.7および3.4は利用できなくなります。
・.htaccess内のAllowやDenyといったIP制限などの構文の後ろにコメントアウトがついていると、エラーになります。
爆速宣言アップデートによる仕様変更 – ロリポップ！管理画面アップデート情報

以上の項目をよく読んだ上でアップデートを実行します。