問題
・USBの中に入っているファイルを削除しようとしたら、「項目”xxx”が使用中なため、操作は完了できません.」と出て、削除できない。
・削除しようとしているファイルは使用していないはずなのに、削除できない。
・Finderのゴミ箱が空にできなくて、すっきりしない。。。
問題を食い止めるために色々試したところ、この2つの方法で解消できました。
・USBをフォーマットする
・Windows PCでファイルを削除する
今回は、「項目”xxx”が使用中なため、操作は完了できません.」と出て、ゴミ箱を空にできない、ファイル削除できない方のための対処法を示します。
警告「項目””が使用中なため、操作は完了できません」
項目”ゴミ”が使用中なため、操作は完了できません
The operation cannot be completed because the item “Trash” is in use mac.
これはMacでUSB内のファイルを削除しようとする時に発生するメッセージです。
何故だか分かりませんが、対象のUSB(exFAT)、MacとWindows間でよくファイルを移動しているせいか、Windows10でもそういう類の警告が表示されます。
USBのゴミ箱の場所
USB内のにゴミ箱が存在します。MacとWindows それぞれのゴミ箱の場所を示します。隠しフォルダ、ファイルはオンにしてください。
ご覧の通り、隠しフォルダ「.Trashes」の直下に消せないファイルが存在します。
"F:\.Trashes"
USBを外すと、Macのゴミ箱は空になります。
- Windows10 Pro 1909
対処1「USBをフォーマットする」
USBをフォーマットすると、この警告は表示されなくなります。
- USBの中身を別ストレージに移動します。
- USBをフォーマットします。
Mac
[アプリケーション] → [ユーティリティ] → [デュスクユーティリティ.app]を開きます。
[デュスクユーティリティ] → USBを選択して, [消去]
Windows
USBを右クリック → [フォーマット] → オプション(ファイルシステム, アロケーションユニットサイズ、クイックフォーマットの有無)を選択して, [開始]
フォーマットすれば、警告がなくなります。
しかし、この方法ですが、私は同じUSBでまた「項目”xxx”が使用中なため、操作は完了できません」と同じ警告が表示されました。
1回目はMacでフォーマットはexFat, セキュリティオプションは最も早い。
2回目はWindowsでフォーマットはexFat, クイックフォーマットにチェックを入れました。
ですので、私のように軽いフォーマットだと、再発する可能性がありますので、注意してください。
逆に入念にフォーマットはすることでこのような警告が表示されなくなるかもしれません。
対処2「Windowsでファイルを直接削除する」
Windows10のエクスプローラーから直接ファイルを削除することができます。
- Windows10にUSBを差します。隠しファイルを表示にチェックを入れます。
- 「.Trashes」を開き、フォルダやファイルをさくじ削除します。
※「.Trashes」フォルダは削除しません。
これで削除完了です。
MacでUSBのゴミ箱を見てみると、削除されていることが確認できます。
まとめ
Macの方は、デュスクユーティリティ.appでフォーマットすると速攻直ります。
Windows PC持っている方は、Windowsで削除した方がフォーマットしなくて済む。
最後に
USBのゴミ箱を空にできて、スッキリした。
動作環境
- macOS Mojave
- USB 128 GB
- メーカー: Team
- フォーマット: exFAT
- 使用期間: 5年くらい